帰国時のフライトチェックインから搭乗まで

【ご注意】帰国時のフライトチェックインから搭乗まで。ゴルフバッグを預けるのは別の場所です!

2020年 11月6日

楽しかったマレーシアでのゴルフ三昧旅行も完走!

今回は、ご帰国時のクアラルンプール国際空港での手続きに際して知っておくと役に立つ情報です。

1.国際空港が2つある!KLIA & KLIA2

現地では国際空港のことをKLIA(ケーエルアイエー)と呼んでます。

クアラルンプール国際空港=Kuala Lumpur International Airport

略して、KLIA

日本でも、

成田国際空港=「成田」

東京国際空港=「羽田」

関西国際空港=「関空」

という感じで略した名称で国際空港を呼んでますよね。

しかし、国際空港が、KLIAとKLIA2の二つのターミナルに分かれており、立地も異なるので、間違ったターミナルに行ってしまうと面倒です。

タクシーや配車サービスのGrabで行かれる際はご注意ください。

いずれも国際空港です。

しかも同じエリアにあります。

名称も似通ってます。

でも、全く別の空港なので、帰国時は特に注意が必要なのです!

また、

KLIAに関しては、航空会社のチケットにより表記「Terminal-M」と表記されてるケースがあります。

KLIAターミナル2に対してKLIAはメインターミナルという意味です。KLIA1と表記してもらえば誰でもわかるのですが。。。)

日本人にとってはややこしい表記ですが、このことを知っていれば不安になることもないでしょう!

KLIA = ターミナルM

初めての方は、連れて行ってもらえる運転手に航空券チケット見せて、確認を求めるくらい注意されるとより確実です。

伝えたはずなのに・・・というミスコミュニケーションはさけましょう。

それでも、間違えて下ろされてしまった場合、問題です。気づくのが早ければ運転手にその旨伝えて移動するだけでいいのですが、もし運転手が帰ってしまった場合、帰国フライトに間に合わないケースとなります。

大きな荷物を持っての移動とそのための移動手段を探すのは海外の空港では簡単ではないのです。

くれぐれも、送迎依頼する際の業者選には気をくばってください。  

ちなみに、KLのホテルからは車で50分程度です。

ご存じでしょうが、2時間前にはチェックイン完了するつもりで行動されるよう、ここも気をくばりましょう!

2.KLIA (ターミナルM)

KLIAはANA、JAL、マレーシア航空などいわゆるフルサービスキャリアが使用しているターミナルです。黒川紀章さんの設計で、1998年に完成しました。

出発階は最上階、5Fです。

3.ゴルフバッグ預ける場所が違う!チェックインカウンターでの手続き

航空会社毎にチェックインカウンターが決まっているので、案内板でチェックインカウンターを確認して、そちらで手続きします。

ゴルフバッグあるかたは、注意が必要です。

チェックイン時、ゴルフバッグにタグを付けてから、大型荷物専用の窓口Oversize Baggage Counter)へ持っていく必要があるからです。

ゴルフバッグだけ別の場所までご自身で運ぶことになります。

航空会社スタッフが、指示してくれますが、あらかじめ知っておくとチェックインもスムーズになるでしょう。

追加情報

チェックインカウンターはフライトの3時間前からオープンしています。

マレーシア航空ご利用の場合はもっと早くでもチェックインできます。

追加情報2

出発フロアには、2019年12月頃に小籠包で有名な台湾のレストラン「鼎泰豊(ディンタイフォン)」ができました!荷物がすっきりした後は、名店の味を!ハラル対応のお店になっており、豚肉はありませんが、マレーシアのディンタイフォンは日本の半額くらいですから。

4.出国審査

チェックインカウンターの奥の方に進めば、パスポートと搭乗券確認を受けて、エレベーターで下に降り、出国審査です。

<筆者経験談>

いつも空いている印象のあるKLIAの出国審査ですが、一度だけ、とんでもない混雑をしていたことがありました。

それなりに審査の窓口は開いているにも関わらず、なかなか進まない・・・。

私は時間に余裕があったので、平気だったのですが、出発時間まで余裕のない人たちは焦って、前の人と交渉して、先に行かせてもらっていたのが印象的でした。

KLIA 2での行列

いずれの空港においても、出国審査からボーディングゲートまではかなりの距離があるので、出国審査前に食事をされたりゆっくりする場合は、先に出国審査の様子を確認しておくのがよいでしょう。

出国審査後、手荷物検査を経て、免税店などのあるエリアに着きます。そのあと、サテライトターミナルへの電車に乗る必要があります。

KLIAは、ボーディングゲートに入る際にもう一度荷物検査があります。ペットボトルなど、ここで捨てるしかありません。

セキュリティチェックを超えた、待合エリアには、トイレがありません。ゲートに入る前に行っておくようにしましょう。

一度、ゲート待合エリアに入ったあとでも、スタッフに言えば外に出れると思いますが、戻ってくる際にまたチェックを受けることとなります。

5.KLIA2 (ターミナル2)

エアアジアご利用のお客様はいわゆる第2ターミナルである、KLIA2からのご出発です。2014年に、それ以前のLCCターミナルを置き換えて開業しました。

エアアジア以外にもシンガポール行きのScoot、ジェットスター・アジア航空、マニラ行きのセブ・パシフィック航空などのローコストキャリアといわれるLCC便が就航しています。

チェックイン・カウンターですが、ビジネスクラスを除き、機械を使ったセルフチェックインとなります。

自動チェックイン機で手順通り進めると、搭乗券や荷物のタグが出てきます。セルフですから、自分でタグをスーツケースに付けて、セルフバッグドロップカウンターにて預けるという流れです。

ビジネスクラス利用の場合は、有人のカウンターで対応してもらえます。

ここでも、ゴルフバッグに関してはKLIA同様注意です。

エコノミー、ビジネスどちらの場合でも、チェックイン後、ゴルフバッグにタグを付けて、大型荷物専用の預け荷物窓口(Oversize Baggage Counter)へ持っていく必要があります。

建物内にショッピングモールが併設されており、チェックイン前や出国審査に向かう前に帰国前最後のお買い物やお食事をお楽しみいただけます!

マッサージでゆっくりしたり、スーパーマーケットもあるので、買い忘れたお土産なんかも購入できます。

ただ、出国審査後、搭乗ゲートまで遠いこともありますので、空港内の案内版でよく確認して、乗り遅れのないようにご注意ください!(大人の足でふつーに歩いて搭乗ゲートまで20分以上はかかります。)

KLIA2も搭乗ゲート前に、最終の手荷物検査(セキュリティーチェック)がありますので、機内持ち込み品にご注意ください!

最後に。

ご自宅に着くまで、気を付けてご帰国してくださいね!

 

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