マレーシアの強制隔離施設からほうこくdesu!

2020年10月20日

KLIA空港でのPCR検査&入国審査を終え10/16に指定ホテルへ。
(検査結果を知らされる前にバスへ案内されたのでたぶん陰性!)

出国前の書類手続きは他のサイトにいっぱいあるので省きます。
事前にtwitterYoutubeで隔離体験者の情報チェックしてたので
自分の中では、大変さハードルが高くなってました。

が、到着後、3時間ほどでホテル入れたのでびっくり。

医療スタッフと空港職員たちも慣れてきているのかな?

さて、隔離生活Day5の現在、ひきこもり生活の快適さをエンジョイしてます。笑

9月までの隔離施設の状況は基本的には同じようですが、わたしのイメージしていた隔離生活とちがう点などをお知らせします。

Sunway Clio Hotelが本日護送された隔離施設となりました。

ここでご紹介している感想は、おっさん一人で隔離するときのアドバイスとなります。
おっさん以外(家族・夫婦・若者)の方には参考になりません、ごめんなさい。

1.ロックダウン再開される

おりしも1015日マレーシア政府はロックダウンの再開を決めました!
今月頭のサバ州での選挙集会が発端となり全土でクラスターが発生。
厳しい行動規制を強いられることに。
10月に入り、マレーシアは毎日800名以上の方が新規感染中。
なぜか日本をこえてるし!

ロックダウン(CMCO)の内容

  • 不要不急の一切の外出禁止
  • 買い物などの際、外出許可は1世帯につき2人まで
  • 州を越えた移動は基本的に禁止
  • スポーツやイスラムのお祈りなどの集会禁止
  • 学校、幼稚園、大学などすべての教育機関は閉鎖
  • 規則違反者は罰金あるいは逮捕


こんかいの
条件付きロックダウン(CMCO)は、10月14日から10月27日までですが今後については、市中の感染状況を見てといったところか。などなど、主な規制だけでも非常事態です。
日本だったらレインボーブリッジが赤くライトアップです。

ちなみに、マレーシア人は海外出国すら禁止。
(海外で長期ビザ持っている方を除く)

なので、「外国人旅行者の入国を受け入れている国」であっても彼らはマレーシアを出国することができません。

また、外国から帰国するマレーシア人も週間の強制隔離をうけなければならない。
ので、今回わたしと同じ便で帰国したマレーシア人たちも同様の処置をとられてます。

マレーシアロックダウン厳しいーーー!

2.隔離者にたいする規制の変更点

■隔離対象者を認識するためのリストバンドの廃止
ホテル費用の支払いは空港でPCR検査費用と一括支払い 

合計RM4,950

固定費(隔離施設運営費)2,600リンギット 
+ 隔離1日あたり150リンギット × 14
  PCR検査費用  250リンギット

3.ホテルでの一日の流れ

強制隔離生活の決まり事 ⇐というレターをわたされた

1、
食事の配達時間
 朝食7:00
 昼食12:30
 夕食18:30

2、部屋からの外出、喫煙、集会、訪問者との面会は禁
3、洗濯やルーム清掃なし
4、バスタオル枚・ベッドシーツ類2セット 
自分で交換&使用済タオル・シーツ類はチェックアウトまで部屋保管
5、ごみは午後3時と午後9時に回収(部屋の外に提出

6、外部からの身内・知人からの差し入れ物資の配達禁止
とありますが、会社スタッフに楽々TVや小説やもろもろ持ってきてもらいました。
楽々TVはホテルのテレビと接続できました!
が回線速度が足りないためかフリーズしてしまう。残念(泣)
回線速度がいいホテルでは視聴できます。

Sanway Clio Hotelの食事は作ってすぐに持ってくるためか、届いたときには温かい。
ドアの前に置いていくときに毎回部屋のベルを鳴らしてくれます。
朝はこのときのベルの音でたたき起こされます。
*隔離施設ホテルによって違いありそう。

追加情報

Sunway Clio Hotelはルームサービスでビールとワインが頼めます。
そういえばチェックイン時に渡された「隔離施設内での決まり事」にはアルコール飲んじゃダメとは書いてない。
ホテルは売り上げ欲しいからルームサービス大歓迎のようです。

4.まとめ

強制隔離施設とはいってもサービスの行き届いたホテルなので、スタッフの皆さんが毎日のサポートをしてくれています。(食事を配達してくれるスタッフに会ったときでも、気軽にはなしてくれます。)警察や行政の職員がホテル内を見回りしてません。

新型コロナの影響で数か月間ものあいだ宿泊客がいないため、多くのホテルが売り上げない状態が続いてます。

政府指定の隔離ホテルとして名乗りを上げてすこしでも売り上げ確保したいがためです。ホテルとしても政府が規定した条件(料金も全施設一律)を遵守し、3付きの格安料金でも対応しているのが現状です。

くりかえしますが、24時間警察や行政の監視下に置かれた強制隔離ではありません。
コロナ感染者がなく、無事に2週間を過ごしてもらいたいというのがホテル側の希望です。

外に出れないことは初めからわかっていることなので、いらいらしないためにも2週間の間でできるーやってみたいことに没頭できれば、自分にとってもよくないですか?

5.追1:日本から持ってきた方がよさそうなもの

お茶漬けのり
ふりかけ
しょうゆ
みそ汁の元
インスタントラーメン
お酒類とおつまみ類
ドリップコーヒー
お茶
わりばし
つまようじ
洗濯洗剤
使い捨てのスリッパ

のど飴/のどの薬・・・隣の部屋から大きな咳きが毎日聞こえます。
エアコンでのどをやられてしまうことがありえます。
周りを不安にさせるから咳の薬で治しちゃいましょう!

*お酒以外はすべて重くないので惜しまず準備しましょう!

*以上単身のおっさん向けのアドバイスですよー。

ここはシャンプー・リンス・ボディー3in1のタイプですが、おっさんにはじゅうぶん。
エアコンで乾燥するから保湿系も必要でしょうが、おっさんは油を自己精製できるから不要。
リンゴやナシの果物ナイフもあったほうがいいかもですが、おっさんは皮から食べる

6.追2

、今後、マレーシアへ再入国を予定されている方は下記を注意しながらご計画しなければなりません。

15万人以上の感染者を出している国からの入国は禁止ですので、日本が入国禁止の対象国に指定されてしまうと機会を逸します。
なので、日本の総感染者数を念頭に予定をたててください。

<念押し>
再入国のための事前手続きや必要書類の情報は常に大使館からの案内をチェックしてください。
ほんとに急に変更になります。

在マレーシア日本国大使館ウェブサイト

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